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コンクリート運搬車によって生コン工場から建設現場に搬入された生コンクリートを、コンクリートポンプ車を使用して、油圧により所定の型枠内に圧送し、打込む建設専門工事業です。
コンクリート圧送従事者は多様な現場において、生コンクリートを設計値どおりに打込む高度な技術と知識が求められます。
コンクリート圧送業務は、安衛法(第59条)で定められた安全及び衛生のための特別教育を修了することが義務付けられています。
職業能力開発促進法(第44条)にもとづき、厚生労働省が実施している技能検定試験です。2年以上の実務経験が必要となります。
実務経験7年以上、もしくは二級合格後2年以上の実務経験が必要となります。
建設現場などで職長(管理監督者)や作業を直接指揮監督する立場に就く方を対象とした安全衛生のための教育です。
この教育は、安衛法(第60条)にもとづいた法定教育となります。
熟達した作業能力と豊富な知識を持つとともに、現場をまとめ、効率的に作業を進めるためのマネジメント能力に優れた技能者資格です。
①実務経験10年以上
②職長経験3年以上
③一級コンクリート圧送施工技能士の資格を有していて、全圧連が実施する登録講習・試験を受験します。
建設現場などで職長(管理監督者)や作業を直接指揮監督する
立場に就く方を対象とした安全衛生のための教育です。
この教育は、安衛法(第60条)にもとづいた法定教育となります。
・フルハーネス型墜落制止用器具特別教育
・足場の組立て等の業務に係る特別教育
1.日次点検表の項目に従い、ポンプ車の点検を行います。
2.地図を受け取り現場までの走行経路を確認します。
3.作業内容を確認し、必要機材の不足があれば積み込みます。
4.安全運転で現場に向かいます。
5.入場時間を守り、誘導員の指示に従って現場に入ります。
6.現場全体の作業内容の申し送りなどがありますので聞き漏らさないようにします。
7.他の職方さんへの挨拶も忘れずに。
8.ポンプ車のセット位置、配管経路、打設順序、その他注意事項の確認をします。
9.ポンプ車を所定の位置にセットし、輸送管をつなぎます。
10.輸送管内で生コンが詰まらないよう注意しながら圧送を開始します。
11.圧送中はポンプ車が転倒する危険がないか、いつもと違う音がしていないかなど、常に細心の注意を払います。
12.昼休憩中も生コンはどんどん固まっていきますので、輸送管内の生コンが詰まってしまわないよう、定期的に圧送するなどの処置を行います。
13.圧送作業が終了したら、輸送管内の生コンを指定場所に排出し、ポンプ車を洗浄します。
14.配管機材の片付け、ポンプ車回りの清掃を行います。
15.ポンプ車の清掃、洗浄用水タンクへの給水・燃料の給油を行って本日の作業終了です。